テーマをつくる
概要
PureBuilder Simplyはその出発点が手書きHTMLを便利にするところにあります。 このため、HTMLやCSSをユーザーが全て書くことができますし、逆に言えばそれらはユーザーが書かなければなりません。
しかし多くのユーザーにとってHTMLやCSSを書くということは容易なことではありません。 PureBuilder Simplyにおける解決策は、「誰かが作ったものをコピーする」です。
これを他のCMSと言葉を合わせるために「テーマ」と呼んでいますが、実際のところはプロジェクトテンプレートと呼ぶべきものです。
PureBuilder
Simplyのリポジトリにはいくつかのテーマが含まれ、pbsimply-init
はそれとはまた異なったテーマを適用します。
そしてもちろん、ユーザーが自作のテーマを公開することも全く問題はありません。
テーマの構成
PureBuilder
Simplyのデザイン上不可欠なのはテンプレートファイルです。
Pandocを用いる場合はpandoc -D html5
で得られるPandocテンプレートで、それ以外の場合はeRubyテンプレートです。
PureBuilder Simplyはこのテンプレートを用いてHTMLを出力します。 このため、本文のみを出力したい場合でもテンプレートファイルは不可欠です。
デザインする上ではこれに加えてCSSが必要となるでしょう。 PureBuilder Simplyには「共通のテンプレート」が存在していないので、テーマとして扱うにはCSSだけでなくテンプレートもセットで配布する必要があります。
どのようなCSSをロードするかはテンプレートによって決定されるため、CSSの配置は自由です。逆に言えば、テーマを配布するときはファイル配置も固定する必要があります。 これは画像など、他の素材においても同様です。
公開する
今のところ、PureBuilder Simplyは公式な配布場所を用意していません。
おのおの好きな場所(例えばGitHub)で公開してください。